離婚同意書の存在を知ってしまったヘイン。
余命3か月だと伝えた日に離婚しようと言いたかったのに言い出せなかったのか？と聞くと、そうだと答えるヒョヌ。
ホテルに戻ると、放っておいてほしいと荷物をまとめ始めたヘイン。
離婚同意書の書類を書いた時の気持ちとかを聞くべきじゃないかとヒョヌが言ってもヘインは取り合わない。
一人エレベーターに乗ったヘインは、ヒョヌが愛してると言ってくれたこと、自分を守ってくれたことを思い出し涙を流す。
気が付くとスリッパのまま横断歩道に一人立っていた。
トラックにひかれそうになったところをヒョヌが助けた。
次に命の危険があったときは助けないでほしいとヘインは一人歩いて行ってしまった。
スチョルがいつからヒョヌは離婚を考えていたのか、裏でボムジャが糸を引いているんじゃないか、内緒話をしていることろを見てしまったとダヘに話す。
治療を開始しても、ヘインの症状は改善しなかった。
ヒョヌは医師から生きる気力を失わないように、愛や憎悪どんな感情でもいいから生きる原動力が湧くようサポートするようアドバイスをもらった。
薬が効かないから退院してしまったヘイン。
治療はあきらめたとヒョヌに伝えた。
訴訟なしで離婚できるならありがたい、君との生活にウンザリしたのが理由、余命3か月と聞いて本当は嬉しかった、遺言書のためにご機嫌を取った方が良いかとヒョヌ。
マンデに捜査の手が及ぶ可能性が出てきた。
スチョルを身代わりにしようかとボムジュンが言った。
リゾート開発の契約を急いだほうが良いと、スチョルがウンソンと契約を締結した。
韓国に戻ったヘインとヒョヌ。
リゾートの開発が始まったら、敷地の許認可に問題があると情報を流せば、投資家や証券会社早期償還条項が発動、そこでウンソンが支援を申し出る、その頃検察の捜査が本格化するタイミングでもあるので横領で創業一族は逮捕され、ウンソンが筆頭株主に躍り出ると今後の計画の相談をするウンソン、グレース、ダヘ。
ヒョヌが検察に情報提供し、盗聴、そして離婚を考え、愛人までいたとホン一家で話し合いが行われる。
監査を使って徹底的に洗いざらい調べると宣言したヘイン、少しでも不正を見つけたら民事と刑事両方で訴えるから誰も邪魔しないようにと。
ヤンギと合流したヒョヌ。
ヘインは怒っていないし、泣いているヘインを見て胸が苦しくなったとヒョヌ。
ヘインは何かに集中したほうが良いから、復讐を考えても良いから助けないととヒョヌ。
ヒョヌが自宅に戻ると、家の外にスチョルがいた。
リゾート事業は今すぐ中止しろ、5,000億ウォンの売上予想だが、他の会社が試算すると890億ウォンにしかならない、とヒョヌが言っても聞く耳を持たないスチョル。
マンデから離婚するのはいいが、検察に売ったりしたのは許せない。
監査法人が横領に気が付かないのはおかしい、一連の悪事には黒幕がいるとヒョヌが指摘。
ただ黒幕が誰かはわからないと返答。
その様子を部屋を盗聴しているウンソンが見ていた。
ヒョヌが離婚を辞めたから、クイーンズ百貨店の株を買い戻したと嬉しそうなヒョンテ。
ボンエがヒョヌに電話すると、ソンファが勝手に電話に出て、必ず離婚させると一方的に電話を切った。
その話を聞いてクイーンズ百貨店の株を売ったヒョンテ。
そしてヨンドゥリの仲間とドゥグァンが飲んでいるところにやってきたヒョンテは、ヒョヌの離婚の話をしてしまった。
ソンファはヘインの母が離婚の件を知っていたとスリに話す、そこにボムジャがやってきた。
スリの正体をしゃべりたくて仕方ないボムジュだが、探偵にスリの息子を探すまで言わない方が良いと言われたので我慢した。
家の外でボムジャに会うも無視されてしまったヒョヌ。
自宅に戻ると、判を押した離婚合意書を手に、追い出すときは悲惨な目に合わせるとヘインが言った。
ウンソンが突然巨額の投資と提携話を片手に現れたのはおかしい、狩猟場のフェンス付近の監視カメラの画像を見つけたからデータ復元業者に預けたら、その業者の元にウンソンが来た、そしてその業者は突然店を閉めた。
ウンソンが詐欺師でもだまされないとヘイン。
自分にはだまされたんだから、信用するな、と言い残して部屋に入ってしまったヒョヌ。
翌日の朝食にステーキをリクエストしたヘイン。
真っ赤なスーツに身を包み出社、従業員の間ではクジャク注意報が発令された。
クジャクのように派手な格好の時は、ヘインの機嫌が最悪だと言う意味。
予報通り、ヘインの機嫌は最悪。
そして社内に監査が入った。
ヘインとヒョヌが顔を合わせないように、スケジュールを調整し始めた秘書達。
しかし努力の甲斐なく、エレベーター前でヘインとヒョヌが鉢合わせしてしまい言い争いが始まってしまった。
一連の不正を働いたチョ理事を空港で見送るグレース。
ヘインのゴミ箱の中から病院からの書類を発見した家政婦はその画像をウンソンに送った。
そして、ヘインは具合が悪いのではないかと気が付いたウンソンは、病院のつてを探すよう命じた。
10本の限定時計の購入者のリストを入手したいと時計店を訪れたヒョヌ。
自転車に乗る練習をしているスチョル。
転んでしまったところにソンファが現れ、やめるよう言っても、スチョルは言うことを聞かない。
転んだ経験がない、ゴヌに自転車の乗り方を教えたいから練習したいと言っているのをダヘが聞いた。
不動産業者からアメリカの家を購入できると連絡が着て、2週間以内に渡米すると返答したダメ。
ナ秘書から、ヒョヌが屋上でよく女性の名前を口にしていると聞いたヘイン。
その名は「ヨンスク」。
その名前なら知っているからとヘインに言われた。
ボムジュンはヒョヌに監視を24時間つけた。
その報告をこっそり公園で聞いたが、不可解な行動が多すぎる。
夕食は一人で決まった定食屋で食べる、コンビニで水を買い一人で家のそばの公園で持久走をして、叫んでいて怖かった、と動画を見せられた。
その姿を見て、どうしてそんなことをしているのか理由が分からないボムジュン。
愛人と会っていないのか聞かれても、接触したのは野良猫1匹。
ハッカーにスマホをハッキングさせて写真を調べても、出てきたのはヘインと野良猫の写真。
ヘインにその報告をボムジュンがしても、信用しない。
監査報告を受けても、すべて資料通りで全く問題はない、ただ、ムーランルージュで花を飼っているのが不審な点だと聞いた。
ナ秘書をムーランルージュに送り込みキム・ミンジ宛に花を送ったことを突き止めたヘイン。
花の送り先のキム・ミンジのところへ行くと、そこは葬儀会場で、花はヘインから送られたことになっていた。
キム・ミンジは百貨店の社員だった。
花だけでなく、葬儀にも参列してくれたと感謝の涙を流すミンジを慰めるヘイン。
自分たちが参列する葬儀は誰も泣いていないが、今回の葬儀は本心から悲しんでいる人がいるとナ秘書と話すヘイン。
葬儀場を後にしようとしたら、ヒョヌが現れた。
何故花とお香典を送ったのか、小細工は辞めてくれ、何をしようと死ぬまで憎しみは消えないとヘインが言った。
車で待っていたナ秘書に合流したヘイン。
キム秘書だけでなく、全社員がヘインとヒョヌの関係を気遣っていると進言したナ秘書。
ウンソンと夕飯を取るヘイン。
ヘルキナ側が条件を飲んだから、借りを作りたくないから何が欲しいかヘインがウンソンに聞くと、離婚しろと言われた。
度が過ぎているとヘインが言うと、離婚したら自分はどうか？とウンソンが聞いた。
ヘインが返答しないと、度が過ぎるというのはこういうことだとウンソンが言った。
気分が悪くなると言ってヘインは帰ってしまった。
エレベーターの前で立ち眩みがしたヘイン。
バッグを探しても薬が何故かなかった。
ヘインの薬をウンソンが盗んでいた。
ヤンギが、ウンソンは12歳で養子になり、急に私立に通い始め、義両親は酒も飲まないのに飲酒運転で他界したことをヒョヌに報告した。
ウンソンが家に戻ると、スリの姿が。
ウンソンはスリの息子だった。
お手伝いさんとしてホン家に入り込んだスリ。
ホン家を乗っ取り、自分とウンソンがこの家の主になり、幸せになるんだとウンソンに言う。
マンデの部屋に仕掛けた監視カメラの映像を見るウンソン。
そこには、マンデが自分の子供たちの小さかった頃のビデオを見て幸せそうにしている姿が写っていた。
会長には幸せな記憶がある、それを奪わないととウンソン。
スリがスチョルの代わりに、いざとなったら自分がすべての罪をかぶり受刑するとマンデに話す。
頼りになる、とマンデがスリに言った。
雨の中自宅に戻ろうと車を運転していたヒョヌ。
道端で傘をさしてしゃがんでいる人を見つけたので、車から降りると、ヘインが猫に餌をあげていた。
寒い中何をやっているんだと聞くと、なぜここにいるのか記憶がないとヘイン。
どうして自分がいるのが分かったのか、私がさしている傘を見て気が付いたのか、あの時あなたが貸してくれた傘だから、そして、ドイツで治療を受ければよいとほほ笑んだ。
そしてヘインは一度前に話した話をまた始めた。
泣き始めたヒョヌ、ごめんと謝るとヘインがヒョヌを抱きしめた。
そしてヒョヌに愛していると言った。
エピローグ
ナ秘書が「ヨンスク」とヒョヌが屋上庭園で女性の名前を何度もつぶやいているとヘインに報告した。
ここに狸が住んでいると結婚前に2人で屋上を歩きながら話すヘイン。
名前を呼ぶと出てくるんだ、名前はヨンスクよ、とヘインが言った。
信じないヒョヌに、試してみたら、気が向くと出てくるから、とヘインが答えた。
今も騙されていて馬鹿ね、私の言うことは信じるの、とほほ笑むヘイン。
私の言葉に騙されて、結婚したのね、と。
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