【 韓国ドラマ 涙の女王 】第16話 最終回 あらすじ・エピソード詳細

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横断歩道の向こう側にいたはずのヘインの姿が見当たらない。
信号が変わり歩道を渡ろうと歩き始めたヒョヌに車が衝突した。
ヒョヌは頭から血を流し意識を失い、病院に搬送された。
そしてヒョヌを轢いた車の運転手が逮捕された。

結婚前、ヘインにプロポーズしたヒョヌだが、ヘインに自分は変な嫁になるかもしれない、家族も普通じゃないから苦労をかけるかもしれない、と言われた。
それでもいいなら結婚したいとプロポーズを快諾した。

知らせを聞きつけて病院に駆け付けたドゥグァンとボンエだが、病院のベッドからヒョヌの姿が消えていた。

ウンソンに連れ去られて監禁されたヘイン。
なぜ、ヒョヌに会いに行こうとしていたか聞かれた。
ドイツから届いた手帳を見て、ウンソンの話と相違点があるからヒョヌに聞きに行こうとしたが、ウンソンに事実を確認しなかった自分が軽率だったと謝罪するヘイン。
このまま自分と一緒に渡米して結婚しよう、とウンソンに言われ、うなずくヘイン。

ヤンギとコナンが防犯カメラの映像を確認していたら、ヒョヌが現れた。

グレースはヒョヌに頼まれ、スリにヘインが消えたこと、ウンソンがかかわっているかもしれないと伝えた。
それを聞いたスリはすぐに銀行に電話をしてマンデの裏金の移動を頼むが、すでにウンソンがドルに換金して移動していた。
スリは電話を切ると車で外出した。
その様子をグレースが電話で報告した。

ヤンギと車でホン家の狩猟場に到着したヒョヌは、一人雪の降る中別荘へと向かう。
ヒョヌは管理人から別荘の通用門の鍵を借りる。

別荘にいるウンソンの元にやってきたスリは、裏金と監視カメラの映像を渡すよう伝えるも取り合わないウンソン。

そして子供だった時の話を始めるウンソン。
海岸でBBQをするホン家。
マンデとスリが歩いているところを子供だったウンソンが遠くから見ていた。
マンデに見つからないように、ウンソンにこっそりお金を渡して早く帰れと追い払った。
そこに遠くからスワンの名を呼ぶ声が。

スワンのボートを壊して転覆させたのは、スリだった。
幼いウンソンはその事実を知っていたが黙っていた。

2人の会話をヘインが聞いてしまった。
誰かいる気配を感じたスリが、ヘインがいる方へと向かって来たが、家の中の明かりが突然消えた。
ヘインを見つけたヒョヌはヘインの手を取り逃げるが、ウンソンが2人の姿を見て猟銃を手に取った。

雪の中逃げる2人だが、怪我をしたヒョヌはヘインに先にヤンギが待っているところまで行くように言う。
ヘインは一緒に行くと譲らず、手をつなぎ雪道を歩く2人。

車で2人の行方を捜すウンソン、視界の隅に2人の姿が写った。

正門の前でヒョヌを待つヤンギ、そこに警察が到着した。

猟銃を手に持ったウンソンが車から降り、ヘインにこっちに来いと言うがウンソンのことを嫌いだとヘインが言う。
死んでも行かないとヘインに言われたウンソンは銃口をヘインに向ける。
警察に取り囲まれたウンソンは、涙を流しながら殺してでも連れて行くと言い発砲した。
ヘインの身代わりになり血を流して倒れたヒョヌ。
そしてウンソンは警察に射殺されてしまう。

雪の中に血を流して倒れたヒョヌは救急車で病院に搬送される。
搬送中、意識を取り戻し、自分は大丈夫だから泣かないでとヘインの手を握った。

手術室に搬送されるヒョヌを見送るヘイン、自分が手術室に運ばれたときの場面がふと脳裏によぎった。
ヒョヌに手を握られ、戻ってからもよろしくと言ったあの場面。
涙を流しながら、自分はなんてひどいことをしたんだとうずくまるヘイン。

手下を従え別荘の中を捜索し裏金を発見したスリだが、警察がやってきた。
ウンソンが死亡したことを告げられ、車で現場に到着した。
バックミラーを見ると幼かった頃のウンソンの姿が写っていた。
タクシーで去るスリを追いかけ、早く迎えに来てと言う姿がバックミラーに写っていたことを思い出し、一人涙を流す。

何故か眠れないと子供たちが小さかった時の写真を眺めるボムジュンとソンファ。
海辺で遊ぶスワンの写真を眺めていると、写真に写っていた海は、ボンエに見せてもらったヒョヌの子供時代の写真の海と同じことに気が付いた。

手術室の前でうずくまるヘインの元にドゥグァンとボンエが現れた。
泣いて謝るヘインに大丈夫だからとボンエが慰める。

ボンエと2人になったソンファは、ヒョヌが子供の頃救った女の子は、ヘインだったことを伝えた。
命の恩人を婿に迎えたのに、辛く当たってしまった後悔を詫びる。

遺体安置所でウンソンの遺体の確認をしたスリは、息子の持ち株を入手することと裏金で株を買い集めるよう指示をした。
そしてウンソンの監視カメラの映像が収められたタブレットを海に捨てた。

ヒョヌの手術が無事終わった。
ヘインは意識が戻らないヒョヌの手を握り、手術後に記憶をなくしひどい態度を取ったことを謝罪したいから、早く目を覚ましてほしいと祈る。

ヒョヌが意識を取り戻した。
ヘインを見るなり、何があろうとも一緒にいると誓ったのに、その誓いを忘れ、離婚をしようとしたり、ひどい態度を取ったことを謝り、愛していると伝えた。

病院でヤンギと初めて顔を合わせたヘイン。
どうしてヘインと離婚しようとしていたのかの理由を聞いたが、今更それを聞く意味があるのか、と諭された。
そして、万が一ヘインに何かあったら、生きていけないから助けたいとヒョヌが言っていたことを聞いた。

眠るヒョヌの側で手帳の続きを読むヘイン。
何としてもヒョヌを捕まえろとアドバイスが書かれていて納得し、病室の外へ出た。
ヘインが病室に戻ってくると、バッグにしまったはずの手帳がテーブルの上に置かれていた。
先ほどのヘインのセリフに、もう捕まえた、と書かれていた。
それを見たヘインは、眠るふりをするヒョヌに、これを書いたのは前世のヘインだと言う。

マンデの墓にボムジュン、ボムジャ、そしてボムソクがお参りに行き、兄妹3人ですべてを取り戻すと誓った。

ヒョヌの病室に集まり、クイーンズグループを取り戻す作戦会議をする一同。
株式譲渡の無効訴訟を起こそうとヒョヌが提案する。

自分たちが自首しようとダヘから相談されたグレースは、ヘインの記憶が戻るようにMP3を部屋に置いたり、ドイツから送られてきた手帳をヘインの手に渡るようにしたから、自首はできないと拒む。
ダヘはウンソンみたいな最期を迎えたくないから、自首するとグレースに伝える。
2人の会話をスチョルが偶然聞いてしまった。

子供の頃2人が初めて出会った場所に来たダヘとスチョル。
両親に置き去りにされたが、代わりにスチョルが人生に現れたと言い、バッグの中から子供の頃スチョルが大切にしていたウサギの人形を渡した。
スチョルが来なくなってしまい、寂しかったが、堂々と生きるために自首するから今度はスチョルが待つ番だと泣きながら伝えた。
スチョルが説得するもダヘの心には届かない。

スリを相手に裁判が始まった。
瑕疵のある土地を購入させて投資詐欺を働いたこと、裏金で株を買い集めたことなどの罪があると段丘されたが、全てウンソンの仕業だと反撃するスリ。
ダヘが証人として呼ばれた。
身分を偽りスチョルと結婚したこと、スチョルとウンソンを引き合わせるよう指示されたと証言するも、証拠がないことを指摘されてしまう。

そして、最後にヘインが発言した。
ウンソンとスリの会話を聞き、マンデを殺害したこと、25年前のスワン殺害がスリの仕業だと発言した。
ウンソンのオフィスに保管されていたタブレットをグレースが部下に命じて差し替え、ヒョヌに渡していた。
裁判所のモニターに、マンデを毒殺したスリの姿が映し出されスリは逮捕された。

元通りの生活に戻ったホン家。
一人ゴヌをあやしダヘの帰りを待つスチョル。

ヨンソンはボムジャを呼び出した。
自分とボムジャには格差があり、ボムジャは結婚を3回もしたが、自分は恋愛経験すらないので、ボムジャのスピードにはついていけないと。
初めて誰かを待ちわびて会いたいと思ったけど、この後どうしたら良いのか分からない、と話した。
辛いときや悲しい時に、マドレーヌや肉を焼くから、そういう時は自分のところに来てくれないか?と聞き、ボムジャが快諾した。

ミソンは意を決して旦那がジェニーと言う女と浮気していると両親に告げた。
しかし、事情を聞いていた両親は、ジェニーはたまたま置いてあったスマホに出ただけだ、旦那に会いに行ってこいとアメリカ行きの航空券を渡された。

ランチを一緒に食べるナ秘書とヘイン。
結婚はしないのかと聞かれるも、まだ早いとヘインが言うが、記憶にないけど指輪はあるとヘインが言う。
ナ秘書が、記憶にないならもう一度プロポーズをやる直しするべきだと言った。
そしてヒョヌがプロポーズ向きの店を予約したとらしいと聞いたとヘインに告げた。

ヒョヌから食事の誘いが来ないので業を煮やして電話をかけるヘイン。
ヒョヌは予約した店で飲み会の最中だった。

翌日桜の咲く歩道を歩く二人。
プロポーズ向きの店を予約したから、どう断ろうか考えていたとヘインが言う。
でも、プロポーズしてもらえなくて断れなかったと言うと、どうして断りたいか聞かれた。
今のいい関係が壊れるから、と言い、まだ交際初期だから段階を踏むために時間が欲しいと伝えた。

月日は流れ、刑務所から釈放されたダヘ。
扉の向こうにはスチョルと三輪車に乗れるようなったゴヌが待っていた。
そして刑期を終えたグレースも出てきて、一人立ち去ろうとしたら、ソンファに食事に誘えと言われたと告げられ喜ぶグレース。

ヨンソンとお茶をするボムジャ。
自分の老化が加速していると言っても通じず、入れ歯の頃初キスねと怒った。
ボムジャがキスを期待して目を閉じると、ヨンソンが頬にキスをした。

会長の座をボムソクに譲ったボムジュンはのんびり暮らす道を選んだ。

ヒョヌとヘインには子供が生まれた。
親子三人で、思い出のドイツの教会の階段へ行った。

ドイツの教会の階段で一人たたずむ初老の男性。
墓地で花を手向ける。
墓には1990年ー2074年 ホン・ヘインと書かれていた。
そしてラベンダーが咲き誇る畑を一人歩く。

一人が残されたら、もう一人が迎えに来ればいい。


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