【 韓国ドラマ 涙の女王 】第12話 あらすじ・エピソード詳細

韓国ドラマ 涙の女王 韓国ドラマ

倉庫の監視カメラの画像から、見覚えのあるトラックを見つけたヘイン。
換気システムを変えるからと、マンデが家族全員を家から追い出した日にトラックを見かけたことを思い出した。
裏金が自宅にある可能性が濃厚になった。

雨が降ってきたので、ヘインを一人残し車を取りに行くヒョヌ。
倉庫の外で一人ヒョヌを待っているヘインを見つけたウンソン。ヘインはウンソンをヒョヌと間違えた。
ウンソンをヒョヌと思い込んでいるヘインは、食事に行こうと言い、2人で車に乗り込んだ。

ヒョヌが車を取ってくると、ウンソンがヘインを車に乗せるところだった。
2人の後を追いかけるヒョヌ。
2人の車を止め、車に近づく。
運転席にいるはずのヒョヌが目の前にいることに気が付いたヘイン。
運転席を見ると、そこに座っていたのはウンソンだった。

車から降りようとしてもロックがかかって降りられない。
ウンソンに、ヒョヌと自分を間違えたと言うなら、ウンソンと行くところがあったと言えばよいと言われた。

車から降りたヘインは心配するヒョヌに、事実を伝えることなく、マンデに会いにウンソンと行くと告げた。
一人取り残されたヒョヌ。
何者かに頭を殴られ気絶してしまう。

ダヘの自宅に突然現れたのは、元恋人のジュノだった。
財務理事だったころの悪事を全部密告して出国してきたから、スチョルが逮捕されるのも時間の問題だと言った。
自分の息子のゴヌは写真で見るより可愛いと言うものの、ゴヌが泣きはじめたら静かにさせろと横暴な態度を取り始めた。

意識を取り戻したヒョヌ。
気が付くと、自分の車の運転席に座っていた。
注射器を片手に持ったピョン、練炭で暖かくしてやるから、もう少し寝ていろとヒョヌに近づく。

ウンソンに食事をしてからマンデに会うようう提案され、一度ヒョヌと住んでいたかつての自宅に戻ったヘイン。
ヘインのためにワインを選ぶウンソン、そこにピョンからヒョヌを処理したと連絡がきた。
今会うと人目につくからしばらく身を隠せ、約束した逃亡資金はほとぼりが冷めたら払うと言って一方的に電話を切った。

ヘインと食卓についたウンソンだが、ヘインは全く食欲がないと言う。
誤解を解く時間を欲しいと言うウンソンに、誤解はしていないとヘインが言う。
ヘインが子供の頃犬に襲われたときに落としたネックレスをヘインに見せたウンソン。
ヘインと初めて出会ったのは、犬に襲われるよりももっと前、ヘインの兄スワンとヘインがボートで転覆しておぼれたときに、ヘインを助けたのは自分だと話した。

眠れないので昔の写真を見ていたボンエのところに、ソンファがやってきた。
2人でアルバムを見ながら、ヒョヌは海でおぼれた子を助けてあげたと海岸でとった写真を見せた。
その風景に見覚えがあるソンファ。

今まで溺れるヘインを助けたことを話せなかったのは、スリの秘密を守るためだったとウンソンが言った。


マンデの寝室に行ったヘインは2人で話す時間をもらった。
ヘインが話しかけても、宙をぼんやり見つめているマンデ。
ヘインがマンデに会っていることを耳にしたスリは慌てて止めようとするが、部屋から出てきたヘインと遭遇した。
マンデが死んだら、委任条項が消えるから大切に介護しろと冷たい顔でヘインが言った。

マンデの自宅から一人外に出たヘイン。森の中で道に迷ってしまう。
目の前に車が止まり、ヒョヌが降りてきて自分を探していると思ったが、よく見るとそれはウンソンだった。
その姿を目で追っていると、ヒョヌに変わった。
大丈夫と話しかけられると、本当にヒョヌかと聞くヘイン。
ヒョヌの額には誰かに殴られた跡があったが、心配はいらないと言われる。

監視カメラでヘインを探すウンソンは、ヒョヌがヘインを迎えに来たのを知り、ピョンに電話を掛けた。

ヒョヌの首に注射器を挿そうとした瞬間、殺しを命じた人間に金を払ってくれるのかを確認したほうがいいと言われウンソンに電話を掛けたが、即座に約束の金が払われないことを知ったピョン。
今自分を殺さなければ、3年の刑で済むが、殺すと殺人罪になると言われ、ヒョヌを逃がしたことを知った。

ヒョヌの離婚後住んでいる家にやってきたヘイン。
ソファーにある掛け布団を見て、どこでも眠れると言うヒョヌに、離婚してから自分は眠れないとヘインが言う。
新築のマンションで楽しく暮らしていたのかとヘインが聞くと、君がいなかったから楽しくないと言われる。
お腹がすいたと言うヘインのために食事の支度をするヒョヌ。

ヒョヌの料理をおいしそうに食べるヘイン。
自分が死んだら他の女と暮らすのかと聞かれたヒョヌ、イケメンで賢くて、えばらなくてチゲも作れるから最高の男だし、何度生まれ変わってもあなたといたいとヘインが言った。
そんなこと言われたらドキドキすると落ち着けないヒョヌ。

ヘインがいないダイニングルームで一人座っているウンソンの元に現れたスリ。
スリに利用されているだけだと言われても、実の母親にも利用されていただけだから気にならないと言うウンソン。
今までウンソンを大切にしなかったことはないとスリが反撃。
大金を仕送りしているのに、ウンソンを虐待した義父母。
下戸なのになぜ飲酒運転で死んだのか、考えたことはあるか、ウンソンをいじめていた院長は火事で死んだ、本当に事故と思うか、ウンソンを虐げた人間は始末してきた、たとえヘインでも許さないとスリが言った。

ヘインにマンデの様子はどうだったかヒョヌが聞いた。
ヘインが誰かも分からないマンデだが、マンデが特別にヘインのために作ってくれた録音機能付きのペンを部屋に置いておくから、言いたいことを録音するように言い残して部屋から出たことをヒョヌに教えた。

マンでの部屋からヘインがいなくなると怒り心頭のスリが部屋に入ってきて、裏金のありかはどこだとマンデに声を荒げた。
そして、ヘインの寿命は残りわずかであること告げた。

ボクシングのトレーニングを続けるスチョル。
ヒョンテの妻を一度も見たことない理由を聞くと、結婚するときにボンエから実家には顔を出さなくていいと言われて、楽な結婚生活を送っていると自慢した。

一人リビングのソファーで眠っているヒョヌ。
朝起きたヘインは、ヒョヌの寝顔を見つめ、そっと顔を指で触れると、ヒョヌが起きたので慌てて手を引っ込めた。
10分だけ一緒に寝ようとヘインを抱きしめる。

スリとウンソンが朝食を食べているところにグレースがやってきた。
ヒョヌと会ったグレースは、裏金の5%をもらう約束をしてヒョヌに協力することにした。
昨日ヒョヌが監視カメラが壊れていた裏門から家に入ってきたこと、ドライブレコーダーの映像からグレースが裏切ったことを知ったスリは、グレースを追い出そうとする。
裏切っているようにみえるが、それは誤解だと慌てるグレース。
裏金の10%でヒョヌに協力する約束をしたが、5%と小さなビルをくれるなら、ヒョヌから聞いた裏金のありかを話すと言い、約束を取り付け家の中に裏金があることを教えてしまう。

家の周りをうろついて写真を撮っている怪しい男たちがいると聞いたミソンは男たちを追い払った。

怪しい車が来たから守備隊を結成することにしたドゥグァン、ヒョンテ、チョンシク、ヨンソンとスチョル。

車でヨンドゥリに戻ってきたヘインとヒョヌは村の告白スポットで車を降りて夕焼けを眺める。
離婚を取り消したい、とダイヤの指輪をヘインに見せるヒョヌ。
自分の指にダイヤの指輪をはめたヘインだが、箱に指輪を戻して返品してと言うヘイン。
ヒョヌがどうしてか聞くと、ヒョヌとウンソンを間違えたことを話したヘイン。
次の段階にあなたはいないと言ったはず、もうその時が来たとヘインが言った。
今この瞬間が現実なのかも漠然としている、約束もできないからごめんなさいと言って一人車に乗り込み涙を流すヘイン、その場に立ち尽くしときに夕焼けを眺めるヒョヌ。

コナンとドローンの映像を確認しているボムジャ。
そこに母を探すヨンソンが現れた。
山に登ってしまったかもしれないと慌てるヨンソンに、ドローンで山の中を探そうとボムジャが提案する。
ドローンで無事母が見つかり、喜ぶヨンソンはボムジャに抱きつく。

母を寝かせたヨンソンは、ボムジャにお礼を伝える。
マンデの看病ができなく、今までの親不孝に涙を流すボムジャ。
父のDVのせいで一度母は家を出てしまい、母親なしで育ったこと、認知症になった母を施設から引き取ったから一度も母に歯向かったことがないからボムジャがうらやましいとヨンソンが慰める。

家政婦の見ているところで薬を飲んだマンデ。
だが、家政婦が部屋からいなくなると、薬を吐き出した。

その頃裏金を家のどこに隠したかを話すホン一家。
ただ、現金を隠すスペースは設計図を見てもどこにもない。
防空壕がある、とマンデに最後会った時に聞いたことをヘインが話すと、パニックルームを造ったことを聞いたとボムジュンが言う。
秘密の設計図があるのかもしれないとヒョヌが気が付く。

その頃スリとウンソンもパニックルームの存在に気が付いた。

スチョル、ヒョンテ、チョンシクが見回りをしていると、一台のタクシーが止まった。
中から降りてきたのは、ダヘだった。
ホン一家の前で今までのことを謝罪するダヘ。
ゴヌを連れて出ていけと言うソンファを止めるスチョル。
他人の子を育てるのか聞かれると、ゴヌは自分の子だとスチョルが言い、ダヘとゴヌを連れて部屋に入ってしまった。

ダヘと部屋で2人きりになったスチョル。
戻ってきたわけじゃなく、盗んだものを返したかった、ジュノがスチョルに罪を着せようとしているからそれを知らせたかっただけだとダヘが言った。
自分をこんなに大切にしてくれるとは思わなかったと泣きだすダヘ、もうどこにも生かせない、逃げても追いかけると泣きながらスチョルが言った。

部屋で一人になったヘインは、テーブルの上に置かれた指輪の箱を開け、はめてみた。
そこに忘れ物を取りに来たヒョヌが戻ってきた。
慌てて指輪の箱を閉めるヘイン。
返品してくる、と箱を手に取ったヒョヌ。
ヒョヌが箱を持って部屋を出ようとすると、箱のふたを開け、トレンドを分析していただけだと言いながら指輪をヘインが戻した。
気に入ったけど、ただ見ていただけだと言い張るヘインに、トレンドを分析したいならしばらく置いておくとヒョヌが言うと、分析は終わったからと部屋からヘインは出て行ってしまった。
ヒョヌはしばらく置いておくと言いながら、指輪を元の場所に戻した。


死亡した建築士の息子を何度説得しても、設計図を手に入れることができないヒョヌは、ヤンギ恩があることを利用して建築士の息子から無事設計図を入手した。

ホン一家と設計図を確認すると、マンデのエレベーターだけ何故か両開きになっているので、そのあたりにありそうだが、直接確認してみないと分からないことに気が付いた。
マンデは自宅に戻ってからリハビリにも、薬もとりに来ないと主治医から聞いたヒョヌ。
虐待されていると通報すれば、警察と一緒に家に入れるから、明日全員で行こうと提案した。

マンデが薬を飲むふりをしていたことがスリに見つかってしまった。
裏金のありかを教えてくれたら、子供たちのところに行かせてあげる、とスリが言う。

その夜、ベッドから起きて、車いすに乗り、階段の前まで一人移動するマンデ。

翌日、警察とともに自宅に行ったホン一家。
自宅の外に何故か救急車が来ていた。
頸椎骨折で死亡したマンデが自宅から運び出されている場面を目撃してしまう。
まだ温かい手を握る泣きながらボムジャ。

マンデの葬儀が始まった。
スリに委託した経営権は、会長の死亡とともに消滅した。
スリに早く家から出ていけと言うが、譲らない。

マンデの遺影を抱いて、目的のエレベーターに乗り込むホン一家。
エレベーターの手すりの隠しボタンをヒョヌが見つけた。
ボタンを押すと、探していたパニックルームへの扉が開いた。

エピローグ
ヒョヌの子供の頃の写真を見るボンエとソンファ。
おぼれた子供を助けたと聞いたソンファ。

転覆したボード。
スワンとヘインを岸辺で探すソンファ、海に飛び込み、ヘインを助けたヒョヌ。

亡くなったスワンが運ばれていく姿を遠くから眺め涙を流しているヘインを見つめるヒョヌ。

▼第13話はこちら

▼登場人物・キャスト一覧、相関図はこちら

▼Netflixで配信中



コメント