【 韓国ドラマ 涙の女王 】第11話 あらすじ・エピソード詳細

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ヘインの余命が残りわずかというニュースは瞬く間に広がった。

記者会見の壇上からヒョヌを見つめるヘイン。
壇上から降りようとしたヘインは、本当の気持ちを言えていないと思いながら倒れてしまう。
集中治療室に搬送されたヘインを涙を流しながら見守るヒョヌ。
病院に駆け付けた家族。

会長の入院先を見つけ、病院のエレベーターで病室へ向かおうとしたボムジャとグレース。
その前に現れたのは、スリだった。
ボムジャは一度でいいから父に合わせてほしいとスリに懇願する。
病室に入ると、マンデがベッドに座っていた。
泣きながらマンデを抱きしめるボムジャ。
マンデの意識が戻った今、スリはすべての権力を失った、警察に突き出せとボムジャに言うマンデ。
しかし、マンデは記憶を失ってしまっていた。

ヘインの集中治療室の前で、医師から病状の説明を受けるホン一族。
病気のことを隠していたとヒョヌを責めるソンファをなだめるボムジュン。
医師から治療が困難であることを聞き、涙を流すソンファ。

ボムジュンに真実を隠していたことを詫びるヒョヌ。
ボムジュンは一人エレベーターに乗り、ヘインが押さなかった時のことを思い出し涙を流す。

マンデは血管性認知症との診断が下された。
脳の損傷部位の回復を待つしか方法がないと説明を受けるスリ。

一人病院のソファーに座っているソンファのところにボムジャがやってきた。
ヘインは自分に病気のことを話そうとしていたのに、全く取り合わなかった自分の行いを悔いた。

ヘインの病気のことを知ったダヘはスチョルがショックを受けていないかウンソンに電話して聞くが、取り合ってもらえず、次同じ話をしたらスチョルを殺すと言われ一方的に電話を切られてしまった。

ヒョヌがヘインの病室にいると、スチョルがやってきた。
呪符を持ち歩いたせいで、ヘインが病気になってしまったと大泣きする。
ヘインの意識が戻った。
呪符を破ったからヘインの目が覚めたと喜ぶスチョルに、今までごめんと謝るヘイン。
スチョルが医師と家族を呼びに行っている間に病室で2人きりに。
初めて出会った時から、愛している、好きだと話し始めたヘイン。
そっけない態度を取ったり、家のことで苦労をかけて申し訳なかった、長い間耐えていたんだから気にしないでほしいと言った。
生きているうちに、自分の気持ちを言っておきたかったと話すヘインに、ヘインの手を取りながら妻が死んだら生きていけないと一生分のお祈りをしたとヒョヌが伝えた。
ヘインが死んだら自分は抜け殻になる、ヘインが死ぬことはないから大丈夫とヘインを抱きしめた。

ヘインが目を覚ましたと聞いて、病院からいなくなってしまったソンファ。
世界中に医師の友人がいるから大丈夫だとヘインに告げたボムジュン。
その頃ソンファは一人病院の階段で泣いていた。
そこにヒョヌが現れ、母親として最低で情けない、自分の辛い気持ちを娘にぶつけていたと話すソンファ。
ヘインがその会話を耳にしてしまう。
ソンファの本当の気持ちを知ったヘインがソンファの前に現れた。
なんで自分のせいだと決めつけるんだ、とソンファに言うヘイン。
自分みたいな娘は自分も嫌だから自分を責めないようにというヘインに、ずっと苦しかったでしょうとヘインの気持ちを思いやるソンファ。
やっと分かり合えた2人。

退院したマンデを自宅に連れて帰るスリ。
役員を集め、この前の会見について叱責し、ウンソンより先に自分がすべての決済をすると宣言した。
その頃ウンソンはマンデの裏金の行方を必死に探していた。

ドゥグァンと2人食事をするボムジュンは、ヘインが自分を頼ってくれるかと不安な気持ちを吐露した。

”野望の女”から”純情な女”と世間の評価が変わったとナ秘書から聞いたヘイン。
ヘインが復帰してくれと思って嬉しくて、洋服を新調したけど、復帰してくれないなら返品するとナ秘書がヘインに言った。

夫に未練たらたらの女になったとネットの口コミをヒョヌに見せるヘイン。
そして、人生で初めて同情されたと言う。
ヒョヌに見つめられて、肩を抱き寄せろと命令。
嬉しそうにするヘイン。

2人で病室に戻ろうとすると、そこにヘインから呼び出されたウンソンが現れた。
ウンソンと2人で話すヘイン。
また何か仕組んだら代償を払わせるとウンソンに言うと、ヘインから連絡をもらうと自分はときめく、いつから君を思っているか知っているか?と聞かれる。
知りたくもないし、大学の時絶交したのは、あなたのせいだ、常に自分を苦境に陥れるのがウンソンの手口だと言った。
ヒョヌは、今も自分の隣にいてくれる、それで十分じゃないかとも言った。

ヘインと別れ帰ろうとしたウンソンの前にヒョヌが現れた。
ヘインから離れたら、好きなだけ金を渡すと言うウンソンを殴ろうとするヒョヌ。
そして、ウンソンが何をしようとも、ヘインから離れないと言い残してその場を去った。

スリが待つ自宅に戻ったウンソン。
母親面するのはやめてほしいと言うウンソンに、客が来ているとスリが伝えた。
ウンソンを待っていたのは、ピョンだった。
ウンソンだけが良い思いして、自分だけ罪をかぶるのか、と言った。

ウンソンがまだマンデの裏金を見つけていないと話すヒョヌとヒョヌ。
マンデの裏金は資金洗浄されたが、最終的な行方はまだ分からない。
ヒョヌは、ヘインが愛した会社がなくなるのは嫌だからと元従業員の元を訪れ、情報を集めていた。

ヒョヌに内部監査が入り、その審議の場に、外部弁護士としてヤンギが現れた。
情報漏洩した日付には、すでにヒョヌは社内ネットワークへのアクセスが拒否されていた、横領も誰かがヒョヌのサインを真似しただけ、全ての嫌疑を晴らした。

ウンソンは逃亡資金を支払うから、ヒョヌを消せとピョンに依頼した。

社内のシュレッダーにかけられた書類をナ秘書が入手してヘインの元に持ってきてくれた。
断裁された書類をヘインと2人で復元した。

百貨店の社長の座はあきら、スリに仕えるとにゴマをするグレース。
マンデのマッサージを買って出るグレース。
将棋の碁盤を目にしたマンデの態度がおかしくなったのをグレースも目撃した。
人を下がらせて、裏金のありかを問いただすスリ。
その様子を、コナンはドローンで外から監視しようとしたが失敗してしまう。

コナンから報告を電話で受けたボムジャ。
電話を切ると、家の外でランニング姿で読書をしているヨンソンを見かけてしまう。
慌てて身を隠すも、ヨンソンに見つかってしまった。
桑の実をもらったボムジャは、桑の実でナンパする人は初めてだ、そしてナンパに応じたわけではないと言った。
仕事はしていないのかボムジャが聞くと、ヨンソンは自給自足していると答え家の中に入ってしまった。

その頃ボンエはヨンソンが有り余って困っているから配り歩いていると桑の実を洗っていた。
その姿を何者かが写真に収めていた。

ペク家とホン家で外食をし、ボムジュンが今後は自分が家族のために肉を焼くと焼き始めた。
ヘインの治療のために白血球の数値が重要だと言う話を始めた一同。
白血球の数値を上げるのにはビタミン、たんぱく質の摂取が重要とソンファ、今後は自分が献立を考えると言った。

髪を洗ったヘインは、ドライヤーがつかないので乾かしてほしいとヒョヌに頼んだ。
新しいのは買わなくていいから、毎回ヒョヌに乾かしてほしいと言うヘイン。
他にやってほしいことがあれば何でもやると言うヒョヌに、髪の毛を乾かすだけでいいと言うヘイン。
尽くされたいから愛していると言ったわけじゃない、というヘインに、もっと尽くしてあげたいと言うヒョヌ。
ヘインはスチョルの名前を一瞬思い出せなくなったり、病室に戻れなくなったりした、聞いていた症状が出てきたから、次の段階になったときは自分から離れてほしいのが望みだと言った。

オンラインゲームにログインするダヘ、スチョルのアカウントが消えていることに気が付く。
そこにルームサービスがやってきたので、ドアを開けた。

ヒョンテと2人で酒を飲むスチョル。
ボクシングの師匠になってほしいと懇願し、OKしてもらった。

ヒョヌに呼ばれてやってきたグレース。
マンデの裏金のありかを見つけたとホン一族に報告するヒョヌ。
香港のペーパーカンパニーが韓国の会社5社に投資、その後香港の会社は倒産したことになっているため、投資したお金を返金する必要がない。
その韓国の会社は今スリのものになっている。
しかし、スリはまだその裏金を見つけていないことをグレースが会話を盗み聞きしていた。
グレースが裏金のありかを嗅ぎつけていた。

マンデ宛の郵便物の中に、トラストストレージからの封書があることに気が付いたウンソン。

裏金の保管場所はトラストストレージという倉庫だった。
倉庫を借りるという名目で、倉庫内を案内してもらうホン一族。
その頃ヒョヌは、ハッカーを連れて、倉庫の事務室で監視カメラのデータを盗んでいた。
倉庫内の空調がきいていることに気が付いたヘイン、美術商が借りているスペースがあることを聞きつける。

絵を見ても、価値があるものに見えないが、資金洗浄に絵画を利用していることに気が付いたヘイン。
香港の会社を通して市場価格の10-20倍で購入した絵画を現金で払い戻してもらうことで、裏金を資金洗浄していることに気が付く。

倉庫の外に出ると雨が降ってきた。
ヘインを残し、傘を取りに行ったヒョヌ。
傘を手に戻ってきたヒョヌに2人で食事しようとヘインが言う。
2人で車で移動していると、猛スピードで後ろから車が近づいてきて、目の前に車が止まった。
その車から降りてきたのはヒョヌだった。
ヘインが運転席を見ると、ヒョヌだと思っていたのはウンソンだった。

エピローグ
ヒョヌは財産狙い等、ネットのコメントを見て怒るヤンギ。
気にするなと言って取り合わないヒョヌ。
ヘインの悪口を見つけて、告訴すると態度を翻した。

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