児童養護施設で子供たちと共にヨ秘書とギュヒョンがサッカー対決をする。
勝ったのに負けた気分を味わうギュヒョン。
試合が終わり、子供たちとお菓子を食べる。
子供達から慕われているギュヒョンの姿を遠くからこっそり眺めるジャヨン。
ジャヨンの姿に気が付いたギュヒョンが話しかけるが、ジャヨンは突然私が好きなの?と聞いてしまった。
ギュヒョンがごめんなさい、と言うが、その後に好きになってしまってごめんなさい、と続ける。
敵同士が互いを好きになることもあるんだ、小説みたいとつぶやくジャヨン。
しかし、この小説はここでおしまいだからこの先は何も起こらないと言い残してジャヨンはその場をあとにする。
ジャヨンのあとを追いかけたギュヒョンは、互いを好きになると言っていた、と腕をつかむ。
捕まれた腕を振りほどきながら、好きじゃなくて割る人じゃないレベルだと答えたジャヨン、それで十分だし、ジャヨンの小説はハッピーエンドで終わるじゃないかとギュヒョンが言うも、自分にはハッピーエンドはないと言う。
そこを、お菓子を抱えたヨ秘書が通りかかった。
どうしてここにいるのか、どうしてギュヒョンがヨン・ボラ先生と呼ぶのか?と聞いた。
そんなはずはないと事実を受け入れられないヨ秘書を残して、ギュヒョンがジャヨンを車の助手席に押し込んだ。
車の中で、自分の正体がヨ秘書にばれてしまったと怒るジャヨン。
ジャヨンを自宅まで送ることにしたギュヒョン。
もう、ヘヨンと一緒には住めないとジャヨンは窓の外を眺めた。
屋根裏部屋でカーテンを取り付けるヘヨンとジウク。
ヘヨンの父がどんな人だったかジウクが聞いた。
しかし、父親の話はしたくない、とヘヨンが答えた。
自宅の前に到着したジャヨンとギュヒョン。
ジャヨンが車から降り家の中に入って行った。
その後を追いかけたギュヒョンは、執筆に役立つから知り合いでいてくれないかと聞いた。
しかし、恥知らずだから、知り合いにならない方が良い、と言ってジャヨンは家の方に歩いて行った。
そこに、ギュヒョンに母から電話がかかってきた。
ジャヨンが家の中に入ろうとすると、門をたたく音がしたので、門を開けると、ジウクはどこだ?とギュヒョンが立っていた。
屋根裏部屋に行ったギュヒョンは、キム・ジウクでなく、ポク・ジウクなのか?と聞いた。
キム・ジウクだと答えたジウクにつかみかかるギュヒョンだが、自分は答えを知らないから自分で会長に聞けばいいとジウクが言った。
2人とも会社を辞めろとジウクとヘヨンに言ってギュヒョンは帰ってしまった。
ギュヒョンを追いかけたジャヨンだが、自分は悪人のままだと言ってギュヒョンは帰ってしまう。
こうなった以上道は一つだ、クルビ教育をジウクが手に入れれば良い、とヘヨンが言った。
ギュヒョンが自宅に戻ると、会長とジョンアが口論していた。
会長が大切にしていた観葉植物をハサミで切ってしまおうとするジョンアに、自分の髪の毛を代わりに切れ、と会長が言った。
一人屋根裏部屋でベッドに横になったヘヨンは、まさかジウクが隠し子だったのかと考えていた。
そこにジウクがやってきて、ヘヨンに謝罪した。
ベッドから立ち上がり、ジウクにベッドに横になるよう言うヘヨン。
快適だとジウクが答えると、心の中が平気かよく考えて、とジウクの目を手で覆った。
そしてジウクの手を握り、どんな気持ちか話してほしいと言う。
ジウクは誰かに必要とされる頼れる人になりたかったが、生まれた瞬間から自分の意思で何もできず悲しかったし、ヘヨンに迷惑をかけてしまうのではと恐れていると話した。
ジウクの目を手で覆ったヘヨンは唇にキスをし。私がいるから怖くない、もう秘密はなしだよ、と言った。
そして2人はもう一度キスをした。
ジウクがまだ怖いというと、ヘヨンは怖いと耳が赤くなるのね、明日の心配は明日しよう、と言った。
ヘヨンがいなくなった部屋で、ジウクは一人ウンオクのことを秘密にしていることについて写真を眺めながら考えた。
ヘヨンがリビングにいると、ヒソンがやってきた。
労働法を調べたヘヨンは、最後まで耐え抜くことを宣言した。
損をするのが嫌なら味方しないはずだからジウクを好きになったのかとヒソンが聞くと、ヘヨンは誤魔化した。
ジャヨンは一人部屋でギュヒョンが自分は結局悪人のままだと言われたセリフを思い出しため息をついた。
そこにヒソンがやってきて、お酒を飲もうと荷物を開けたら、バッグの中から中身が落ちてしまった。
ジャヨンが荷物を拾うと、母子手帳が出てきた。
ヒソンは妊娠していたが、相手が2人いて父親が誰か分からない。
未熟な親が作り出す地獄を知っているとジャヨンが話すと、何を言いたいかはわかっているとひそんが答えた。
翌日出勤前にジウクから辞表を出すと聞いたヘヨン。
オフィスのエレベーターでギュヒョンに会ってしまう。
ジウクがギュヒョンを呼び止め話がある、と言い、ヘヨンとは離婚したと言った。
アン課長をはじめ、その場に居合わせた社員も聞いてしまう。
社長室で話を続ける2人。
ヘヨンの口角を取り消せと言いながら、辞表を提出した。
離婚の話を信じてほしいなら、ジウクがはめている指輪を外せと言うが、ギュヒョンの望みは退社じゃない、と言った。
ジョンアはギュヒョンに、母親と同じようにジウクを二度と戻ってこれないように、ヘヨンを利用すればいいと命じていた。
韓国を出て二度と戻ってくるな、とギュヒョンはジウクに伝えた。
その頃社員の間では、ヘヨンとジウクの離婚の話でもちきりだった。
一体何が原因なのか・・・
ヘヨンのオフィスにアン課長がいくと、ヘヨンは引継ぎの準備をしていると告げた。
離婚したということは偽装結婚をやめたということか?と聞いてきた。
偽装結婚のことを上手に否定してアン課長を追い払った。
オフィスを歩いているアン課長をウニョンが呼び止め、ヘヨンの降格はアン課長の仕業か聞くが、アン課長はそれを否定した。
ユンPDに妊娠していることを告げたヒソン。
エコー写真をじっと見つめるユンPDにひとごとだと思ってと怒るヒソン。
中絶の日程を連絡すると言い残してヒソンは部屋をあとにした。
屋上でギュヒョンとの会話を思い出すジウク。
一人で韓国を去るのか、残ることを選択したら、ヘヨンがひどい目に合う。
そこにヘヨンがやってきて、ポケットからシャボン玉を取り出した。
シャボン玉で仲良く遊ぶ2人。
ベンチに座り、競合会社に転職して仕返しすると息巻くヘヨンだが、離婚すれば解決するとジウクが言う。
偽装結婚のことがギュヒョンにばれてしまったことを話したジウク。
アン課長とイリンが車で帰宅しているとき、ヘヨンの降格はイリンの仕業かアン課長が聞いた。
他人の目か、ヘヨンの目が気になるのか、ヘヨンが元カノだからか?と言われ、驚くアン課長。
そして、どうしてヘヨンが離婚したのか?と聞いたが、アン課長は自分の責任ではないと否定した。
出張で多忙になったヘヨン。
ジャヨンのスマホに着信があり、画面を見てジャヨンが恐怖にかられた。
ヘヨンが新幹線に乗ると、予約していた座席に人が座っていた。
ジウクだった。
その頃ジャヨンは家の契約をしていた。
スマホにまた着信があり、驚くジャヨン。
ギュヒョンが養護施設の資料を眺めながら、存在が罪だと話していたジウクの言葉を思い出した。
そこに半休をとるとヨ秘書がやってきた。
目的地に到着したヘヨンとジウク。
ヘヨンの新しい仕事は、売り上げの悪い教室の閉店作業。
教室で成績が悪いから閉鎖することになったと担当者に話すと、一人の老人がやってきた。
ヘヨンは子供でなく、老人が教室で勉強をしていることを知った。
ヨ秘書とジャヨンが喫茶店で会ったが、気まずい空気が流れる。
一番傷ついた言葉を書いたヨ秘書の言葉に傷ついたこと、ヨ秘書の名前を登場人物につけていたことを謝った。
自分とは全く違うかっこいい主人公に自分の名前を付けてくれてありがとう、そしてジャヨンを傷つけたことを謝罪した。
ヨ秘書の謝罪を受け入れたジャヨンだった。
ジウクが一人海を眺めているとヘヨンがやってきた。
観光を楽しむ2人。
夜の展望台で、夜景を眺めるヘヨン。
母親のことを考えているとジウクに話した。
自分が家を出てから、認知症になるまで母はどう過ごしていたのだろう、とつぶやいた。
帰りの新幹線を待つ2人。
誰に煙草を教わったのかどうして教えてくれないのか聞くジウクだが、ヘヨンは誤魔化した。
また一緒に来ようね、とジウクの手を握った。
屋上で夜空をスマホで撮るジャヨン。
ヨ秘書から、ギュヒョンはジャヨンに気があるがヘヨンの件があったから連絡できないんじゃないかと聞いたことを思い出した。
ジャヨンが屋上から降りようとすると、誰かいることに気が付いた。
そして、ジャヨンのスマホに”人殺し”から着信があった。
警察署の前を通ると、警察官に郵便物を確認しているか聞かれた。
スマホを確認して、ジャヨンの元へ慌てて駆け付けるヘヨン。
ジャヨンは勇気を出して自宅の外に出た。
ヘヨンが歩いていると、ジャヨンの悲鳴が聞こえた。
男がジャヨンに抱き着いていた。
男をジャヨンから引き離し、ジウクが誰かを確認すると、それはギュヒョンだった。
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